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<<   作成日時 : 2007/09/03 22:03   >>

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読売新聞からの記事の引用です。

FX投資 円高ショック
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最大3000億円損失も

 米低所得者向け住宅融資「サブプライムローン」問題を発端とした最近の急激な円高で、外国為替証拠金取引(FX取引)をしている個人投資家に損失が出ている。少ない元手で手軽に多額の外貨を売買できることが魅力だったが、円高で損失を被るリスクが顕在化し、FX取引の人気は下降線をたどるとの見方も出ている。

サブプライム余波

 FX取引は、投資家が一定額の現金を証拠金として差し入れ、それを担保に、ネットを通じて外貨を売買する。証拠金の何倍もの金額が取引できることが特徴で、取引額が証拠金の400倍という契約を結んでいる投資家もいる。

 例えば、50万円の証拠金をもとに20倍の1000万円の取引を行う契約をして、円相場が1ドル=115円の時に米ドルを購入した場合、手数料を除くと、約8万7000ドルが手に入る。その後、円相場が1ドル=120円まで下落すれば、保有するドルは円換算で約1043万円となり、ドルを売って、円を買い戻せば43万円の利益が出る。逆に、1ドル=110円の円高になれば円換算で約957万円に目減りし、43万円の損失が出てしまう計算だ。円が安く外貨が高い場合に利益が出る仕組みだ。

 FX取引の人気が出た理由は長期的な円安で多くの投資家が利益を得てきたためだ。証拠金の残高は2007年3月期時点で1年前より62%増えて6133億円に、口座数も95%増えて64万件と急拡大してきた。

 しかし、サブプライム問題による株安連鎖などを受けてドルやユーロなど欧米通貨売り、円買いが加速し、円相場は今月17日には1年2か月ぶりに1ドル=111円台まで上昇した。

 JPモルガン・チェース銀行は、FX取引に絡む損失額は14〜17日の間だけで2000〜3000億円に達したと試算している。東京金融先物取引所の調べでは、個人投資家などのドル購入額は7月24日の約15億6000万ドルから8月23日には約8億7000万ドルへ44%も減少した。

 FX取引は、投資家の損失が膨らむと取引を強制的に停止されたり、FX業者から追加の証拠金の差し入れを求められる。このため、円高が今後も進めばさらに、取引が細る可能性もある。

(2007年8月29日 読売新聞)

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